賃貸物件の防音性を確認する2つの方法|効果をアップさせるアイテム3選

暮らし

新しい物件探しで、家賃の次に気になるのは防音性の高さです。

賃貸物件に移り住むのは大きな出費のため、騒音問題で引っ越すことを避けたい人も多いでしょう。

この記事では、

・賃貸物件の防音性を確認する2つの方法
・防音効果をアップさせるアイテム3選

について、わかりやすく解説しています。

この記事を読むと、あらかじめ物件の選び方が知れて、騒音問題を避けやすいです。

近いうちに、アパートやマンションに引っ越し予定の人は、最後まで読んでみてください。

賃貸物件の防音性を確認する2つの方法

物件の防音性を見分ける方法は次の2つです。

・鉄筋コンクリートの物件かどうか
・発声や手拍子で室内に音が響くかどうか

1つずつ解説していきます。

鉄筋コンクリートの物件かどうか

物件の構造が、鉄筋コンクリートかどうかを確認しましょう。

鉄筋コンクリートは、2番目に防音性が高い構造だからです。

1番防音性が高い構造は、鉄骨鉄筋コンクリートです。

鉄骨鉄筋コンクリートは防音性に最も優れていますが、建築費用が高いため家賃も高めです。

家賃は、住み始めたら毎月払い続けなければいけない大きな固定費です。

無理なく払える家賃と防音性を考えると、鉄筋コンクリートの物件が住みやすいです。

部屋を選ぶときは、家賃も手ごろな鉄筋コンクリートの物件を選びましょう。

発声や手拍子で室内に音が響くかどうか

声を出したり手を叩いたりして、室内の反響具合を調べましょう。

手っ取り早く、音の響き方が確認できるからです。

反響具合の確認方法は、次の通りです。

・部屋の中心に立って、声を出したり手を叩いたりする
・壁を場所ごとに叩く

防音性の高い部屋である場合には、自分の発した音が響いて聞こえてきます。

注意:壁を叩いて確認する場合は、案内者に許可を取りましょう

物件によって、壁を叩く行為を注意される場合があります。

周りに住む人に、迷惑が掛かるおそれがあるためです。

室内の防音性は、発声や手拍子でも確認できます。

壁を叩く場合は、あらかじめ許可を取ってから行うようにしましょう。

防音効果をアップさせるアイテム3選

住み始めてから、部屋の防音性が気になることもあるかもしれません。

自身でも、簡単に安く取り入れられる防音対策が3つあります。

・ラグやマット
・スリッパ
・背丈のある家具

今すぐ試せる防音グッズを1つずつ解説します。

ラグやマット

ラグやマットは、防音対策のほか、インテリアとしても使いやすいです。

敷くタイプの種類には次の3つがあります。

・防音ラグ
・吸音マット
・組み合わせマット

一枚のタイプと組み合わせタイプがあり、部屋ごとに使い分けしやすいのが特徴です。

ただし、ラグやマットを敷くには注意点があります。

・定期的な洗濯
・床の拭き掃除

など、管理の手間が発生することです。

ラグやマットは床の大部分を占めています。

敷物上にいる間は、物音の発生を気にしなくて済むため、メリットは大きいです。

接する時間が多い床だから、防音対策にはラグやマットを取り入れましょう。

スリッパ

スリッパも防音対策として人気があります。

マットやラグと比べて、行動範囲が限られないからです。

防音効果を求めるなら、重要視するポイントは次の2つです。

・底裏が柔らかい素材
・脱げにくい形

底が柔らかい素材は、音や衝撃を吸収してくれます。

脱げにくい形は、フィット感で転倒が防ぎやすいです。

ラグやマットに比べてスリッパは価格が安いため、購入の失敗も少ないアイテムです。

背丈のある家具

背丈のある家具も、防音対策に役立ちます。

壁をおおう面積が増えると、外部の音に影響されにくいからです。

取り入れやすいアイテムは、次の3つです。

・服を掛けられるハンガーラック【洋服が音を吸収してくれる】
・本棚【本も吸音材になる・耐震用のつっぱり棒が必須】
・天井で支えるタイプの全身鏡【地震でも倒れない】

壁はむき出し状態より、おおうっている状態のほうが、音が吸収されやすいです。

家具選びの際に、背丈のある家具を意識してみましょう。

まとめ【事前に対策して、居心地の良い部屋にしましょう】

ここまでをまとめます。

物件の防音性を見分ける方法は次の2つです。

・鉄筋コンクリートの物件かどうか
・発声や手拍子で室内に音が響くかどうか

防音効果をアップさせるアイテムは、次の3つが役立ちます。

・ラグやマット
・スリッパ
・背丈のある家具

あらかじめ物件構造をチェックして、防音性の高い部屋を見つけましょう。

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